Tuesday, May 17, 2016

Andreea S. Calude: Does grammar matter?



https://www.youtube.com/watch?v=Wn_eBrIDUuc

【私がこの動画をお薦めする理由】
言わずもがな,どの言語にも文法が存在します。外国の人と話をするときに,伝えたいことを文法的にどのようにいうかわからなくて,単語を羅列することはありませんか?意外に,言わんとしていることが相手に通じるので,「文法が間違っていても,意味が通じればいい」と思ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。そもそも「文法」って何なのでしょうか。どのように確立されたのでしょうか。”Prescriptivism” “Descriptivism” の二つの立場から,文法について話されています。

【印象的な英語表現】
Ultimately, grammar is best thought of as a set of linguistic habits that are constantly being negotiated and reinvented by the entire group of language users.

文法が,言語使用者によって絶えず作り変えられるものであるということを鮮明に表しています。この動画のキーセンテンスかもしれません。

【投稿者】

 あーちゃん


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【私がこの動画をお勧めする理由】
 言語のありかたを追求するにあたって、PrescriptivismDescriptivismという2つの立場があります。(詳しくは動画を参照。) 動画では、この双方が、言語の成立と発展には欠かせないものであり、互いに影響し合っているということが述べられます。そう考えると、「文法」のもつ「規則」も、時代とともに、書き言葉・話し言葉の影響を受けて、変わってゆくものであると言えるでしょう。(動画でも同様の説明があります。) では、タイトルの問いに対して、皆さんはどのように考えますか。

【印象的な英語表現】
Like language itself, it's a wonderful and complex fabric woven through the contributions of speakers and listeners, writers and readers, prescriptivists and descriptivists, from both near and far.

「文法は織物だ」という喩えは、文法が、書き言葉だけでなく話し言葉の影響も受けて形作られるものであるという動画の趣旨の、端的な説明になっていると思います。


【投稿者】

Woodpecker

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