Wednesday, June 10, 2015

Joseph Kim: The family I lost in North Korea. And the family I gained.


【この動画をお薦めする理由】
北朝鮮で生まれ、飢餓や寒さなどの北朝鮮の厳しい環境を16歳まで1人で生き抜いた少年の体験談は私たちに勇気と感動を与えてくれます。日本の報道ではよく北朝鮮の人々の厳しい環境が映し出されますが、隣の国なだけに他人事のように感じている人もいるかもしれません。実際私もJosephさんのお話を聞いて、飢餓がここまで人々を苦しませているのかと驚きました。この動画を見ると、最近の北朝鮮の軍実験や金正恩の素行の独裁政権ぶりによって、忘れていた北朝鮮で苦しんでいる被害者たちが大勢いることを改めて思い出すことができます。


【印象的な英語】
When I could not fall asleep from bitter cold or hunger pains, I hoped that, the next morning, my sister would come back to wake me up with my favorite food. That hope kept me alive. I don't mean big, grand hope.
この文だけでも北朝鮮の環境の厳しさがわかる。希望を明日へのエネルギーに変える力は人間の持つ最も大きな力のひとつだと思った。
和訳:私は辛い寒さと飢えの苦しさで寝付けない時、翌朝姉が私の大好物を持って帰ってきて、起こしてくれることを夢に見た。その希望が私を生かしてくれた。大きなことは望んでいないにしても。

【寄稿者】

森内慎也

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