https://www.youtube.com/watch?v=zAxT0mRGuoY
【私がこの動画をお薦めする理由】
音楽と数学の関わりについては、長いこと論じられてきたわけですが、私たちはふだんそれほど意識しませんね。でも、よく考えれば不思議なことだらけです。音という抽象的なものがなぜ情景を描写したり、物語を紡ぎだしたりできるのでしょうか。
実に夢のないことだと思いますが、この動画では、ベートーベンのピアノソナタ14番(月光)を例にとり、楽曲のパターンを数学的に解き明かそうとしています。ただ、たとえ楽曲の特徴はわかっても、なぜ聴くものを感動させるかはわからないのです。いや、わかるはずがないのです。
【印象的な英語表現】
・The musician feels mathematics. The mathematician thinks music.
音楽家は数学を感じる。数学者は音楽を思考する。
両者の動詞の違いが印象的でした。
・Music, the dream. Mathematics, the working life.
音楽は夢であり、数学は(現実)なのだ。
動詞はなく、名詞のつらなりですが、この動画の締めの言葉にはふさわしいのではないでしょうか。
【投稿者】
MiNa
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