Wednesday, July 20, 2016

eL Seed: Street art with a message of hope and peace



[私がこの動画をお勧めする理由]
話者の男性は、世界中の建物にアラビア語の文字を元にした絵を描く活動をしていました。このアートの本質はメッセージを描くことで、一見してアラビア語の意味がわからなくても、
文字ではなくアートとして翻訳を通さなくてもメッセージが伝わる作品を残しています。
動画の中でもいくつかの情熱的な作品をみることができおすすめです。

 [印象的な英語表現]
Today, I don't write the translation of the message anymore on the wall. I don't want the poetry of the calligraphy to be broken, as it's art and you can appreciate it without knowing the meaning, as you can enjoy any music from other countries. Some people see that as a rejection or a closed door, but for me, it's more an invitation -- to my language, to my culture, and to my art.
 「(建物の壁に残された」詩が壊されたくない」というのは最近のイスラム過激派の活発な非人道的行為によってイスラム教のイメージが下がっているため、公にアラビア文字を残すとそれらが忌避されたりするのだろうか、と個人的に思ってしまいました。なんだか悲しいことですね。

 [投稿者]

にし




【私がこの動画をお薦めする理由】
アラビア語によるcalligraphyと、ストリート・アートの一種であるgraffitiを組み合わせた"calligraffiti"を描く活動をしている、フランス人とチュニジア人のハーフのアーティスト、eL Seed氏。彼の作品は、すべてアラビア語で描かれたものであるが、その訳も一切書かない。意味を『理解する』より『感じる』ことが大切とされるアートを通して、故郷の文化の美を知ってほしい、という彼の強い願いが伝わってくる。


【印象的な英語表現】
"I think that Arabic script touches your soul before it reaches your eyes."
『私は、アラビア語の文章は目より先に魂に触れるものだと考えている。』

アートとは『感じる』ものだという彼の信念が伝わってくる一文。彼が自身の作品に英語の訳をつけない理由ともとれる。"touch your soul"というアート的な語句が非常に印象に残った。


【投稿者】

TM

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