【私がこの動画をお勧めする理由】
パフォーマーであり,なおかつ高校時代に双極性障害と診断されたプレゼンテーター。多才な彼は,ジョークやパフォーマンスを交えながら,精神病 (mental illness) をある種の能力 (mental skillness) としてポジティブに捉えなおそうとする動きがあることを紹介します。実際,想像力にあふれた企業家や偉大な芸術家の中には,躁状態を伴う双極性障害を負っていた者もいるというのです。果たして,無理な投薬で押さえつけることだけが精神病に対する唯一の対処法なのでしょうか? 精神疾患と診断されることは,「狂っている」ということ,真っ当な人生のレールから外れてしまうということとイコールにはならないのではないでしょうか。ユーモアたっぷりの彼の話を聞くことは,考えさせられるとともに,不安の時代にあっていつ精神病患者と診断されるかも分からない私たちを,非常に勇気づけてくれる動画です。
【印象的な英語表現】
“I reframe that as a positive because the crazier I get onstage, the more entertaining I become.”
プレゼンテーターが自らの患う精神病をmental skillnessとして受け入れている様が,ユーモアを通じて伝わってくる一言です。
【投稿者】
ふみ
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