【動画URL】
http://www.ted.com/talks/leslie_morgan_steiner_why_domestic_violence_victims_don_t_leave.html
【私がこの動画をお薦めする理由】
―なぜ彼女は男のもとにとどまるのか? 彼女を殴る男のもとに。
このTEDの話題は家庭内暴力です。実際にDVを受けていた自身の体験をもとに、プレゼンターがアメリカのDVについての実態について語り、上記の問いへの答えを導いていくとともに、DVの根絶を視聴者に投げかけています。
16歳から24歳までの女性が他の年代層の女性より3倍DV被害者になりやすいこと、年間500人以上の女性がDVにより亡くなっていること、1/3の女性が人生のどこかでDVにあっていること、DVはいきなり始まる訳ではなく段階があること、70%以上の確率でDV被害者の殺害がDV被害者がDVをする人との関係を終わらせようとした後に起きていること、DVは誰にでも起こりうるものであること。あなたは知っていましたか?
私はこのプレゼンでDVの捉え方が変わりました。Break the silence この言葉を忘れず、DVを受けている知人がいたら偏見を持たず、手を差し伸べたいと思いました。
【印象的な英語表現】
I had no idea I was falling into crazy love,that I was walking headfirst into a carefully laid physical, financial and psychological trap.
私は危険な恋をしていると思いませんでした。
慎重に計画された肉体的 金銭的 精神的な罠に私は頭から飛び込んでいったのです。
headfirst という言葉が頭から、という表現にぴったりだと感心したので。
【投稿者名】
しもちゃん
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【私がこの動画をお勧めする理由】
家庭内暴力を受けている被害者はなぜ逃げないのでしょうか。逃げたらいいのに、助けを求めたらいいのに、軽くそう思てしまうことはあると思います。しかし実際はそんなに単純なものではないのです。物理的、心理的に追い詰められた状態で受ける愛する人からの暴力が何を意味するのかは本当に被害者にしかわかりません。この動画では女性が主な被害者として話されていますが、男性も十分被害者になりうると思います。暴力は何も生まないこと、加害も被害も、それは本当の愛ではないということに気付いてほしい、そういった願いが自身の被害体験をもとに語られています。
【印象的な英語表現】
●I would have told you myself that I was the last person on Earth who would stay with a man who beats me
「暴力をふるう男性と一緒にならない人間、自分ではそう信じていました。」
誰しもそう思っていますが、他人ごとではありません。
●I had no idea I was falling into crazy love,that I was walking headfirst into a carefully laid physical, financial and psychological trap.
「私は危険な恋をしていると思いませんでした。慎重に計画された肉体的 金銭的 精神的な罠に私は頭から飛び込んでいったのです。」
「crazy love」に「headfirst」で飛び込んでいったというワードチョイスが印象的でした。
●Instead, I was a very strong woman in love with a deeply troubled man, and I was the only person on Earth who could help Conor face his demons.
「代わりに とても強い 女性だと思っていました 多くの問題を 抱えた男を愛した女 そして地球上で私だけが 悪魔と立ち向かう彼を 助けられると思っていたのです」
私の知り合いの友達にも被害者がいましたが、その人が言っていたのはまさにこれだったと思い出しました。
【投稿者】
ママ
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