[私がこの動画をお薦めする理由]
あなたは"Art"と"Craft"の区別を説明できますか?
作品が依頼者や購入者の力の象徴であっ中世ヨーロッパの頃、これらの区別はほとんどなく、伝統が重んじられてきました。
しかし、個性が重視されるようになった時、芸術作品が工芸品より優れているとみなされるようになりました。
燭台や金の宝飾品などの工芸品はより装飾的で、革新のないものだと捉えられました。
「職人」と呼ばれるようになった工芸品を作る人々は革新ではなく、伝統を守ることを求めていたのですが・・・
創造的な芸術作品を生み出す人々は「芸術家」だと考えられるようになりました。
ところが最近では、陶器の壺などこれまでCraftとして扱われてきたものと、絵画や彫刻などのArtと呼ばれるものとがともに展示されています。
これからの時代、これらの曖昧な単語をやめ、"Visual Arts"といったより広範な言葉を使うべきではないか、と提案されています。
[印象に残った英語表現]
Art and its definition are truly in the eye of the beholder.
時代や社会によって芸術の定義が変わるのであれば、それを決めるのは見る人自身である、という最後の言葉。
芸術以外の様々なことに当てはまるのではないかな、と感じました。
[投稿者]
えりりん
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