Monday, October 24, 2016

Adam Savage: My love letter to cosplay



https://www.ted.com/talks/adam_savage_my_love_letter_to_cosplay

[私がこの動画をお薦めする理由]
この動画のプレゼンターは幼少期からコスプレに対し、熱い情熱を注いでいました。アイスクリームの容器で作った宇宙服から始まり、映画に出てくる騎士、ある日本の人気アニメのキャラクターなど、どの作品にも彼の熱い思いが詰まっており、彼のプレゼンを聞いているとコスプレに興味がなくてもなんだか楽しい気分になってきます。彼のように、たとえ厚紙で作った衣装だろうが、好きなことをとことん愛し、こだわりをもっていると自分の趣味が本当に楽しいものとなり、自分の作品に自信を持てるんだと思いました。私も彼を見習って、自分の好きなことに対して誰にも負けないほどの情熱とこだわりをもって、心の底から楽しみたいと強く感じました。

[印象的な英語表現]
the classroom starts to list to the left and disappear down this long tunnel
教室が左に傾きはじめ、長いトンネルの向こうに消えていきました。

これは、プレゼンターが気を失ったときの文の一部なのですが、この「教室が長いトンネルの向こうに消えていく」という比喩表現が面白いと思いました。日本語だと「意識が霧がかかったように遠退いていく」「意識が波の引くように遠退く」「意識が煙のように消える」というように、霧、波、煙を用いた比喩表現はあるが、英語だとトンネルを使って意識を失うことを表すことができることが印象に残りました。日本語の比喩表現では自然物が用いられているのに対し、英語の比喩表現では人工物が用いられている違いもまた興味深いです。

[投稿者]
ニキ



[私がこの動画をおすすめする理由]
 この動画ではプレゼンターがコスプレへとかける思いを語っています。衣服というのは私たちにとって生活上欠かせないものですが、単に「着るもの」である以上に、衣服を通して私たちは何かを語り掛けることができます。コスプレというのは、ただキャラクターの衣装を着るだけでなく、話し方や立ち振る舞いなどそのキャラクターを自分の中に投影させます。プレゼンターはそうすることで一種のコミュニケーションを行っているのです。
 日本のアニメ文化は世界で親しまれ、アニメキャラのコスプレも非常に盛んです。彼らコスプレイヤーの見た目だけでなく言動にも注目することで、新しい発見があるかもしれません。

[印象的な英語表現]
This is cosplay. We are, all of us on that floor, injecting ourselves into a narrative that meant something to us. And we're making it our own.
(これが「コスプレ」なんです。その場にいるみんなが、私たちにとって大切な物語の中に 身を置いていて、みんなそれを自分のものにしています。)

コスプレってちょっと俗的なもの印象がありますが、こうやって聞くととてもかっこいいものに思えます。コスプレも一つのアートであることがこの英語から伝わってきます。

[投稿者]
Something P

【私がこの動画をおすすめする理由】
服は私たちにとってかかせないものですが、実用以上の意味を持っています。
プレゼンターは、幼少期から手作りのコスチュームを作ったりしていたほどコスプレが大好きだそうです。アイスクリームが入っていた桶で宇宙ヘルメットを作ったり、鎧を身にまとって学校に行ったりと彼は生涯にわたってコスプレを愛しています。日本を代表する映画「千と千尋の神隠し」に登場するカオナシのコスプレまでしていました。彼の話を聞いていると少しコスプレに魅了されてしまいます。

【印象に残った英語表現】
They let their freak flag fly and it's beautiful.
(オタク・パワーを全開にしていて 実に素晴らしいものです)

Let one’s freak flag fly というイディオムが印象的でした。
自由に、ユニーク、または独創的に振る舞うというような意味で、freak という語が使われていますがネガティブな意味ではないそうです。

【投稿者】

Stone Cold




『私がこの動画をおすすめする理由』
コスプレはマイナーな趣味であり、日本ではいわゆる「オタク」であると軽視あるいは馬鹿にされてしまいがちですが、プレゼンターは、コスプレは好きな映画やアニメ作品のコスチュームを作り、着ること以上のものであるとしています。私にとって一番印象に残った彼の言葉は、“This isn’t a performer-audience relationship; this is cosplay.”です。コスプレという、言ってしまえば服を着るだけの作業により、他者と世界観をほぼ100%「共有」できるというのは実に不思議で、ひとつの重要な非言語コミュニケーションの方法です。もし演者と観客という関係なら、そこまでのコミュニケーションはできないでしょう。コスプレによって同じ世界、立場にいることで成り立つことなのです。プレゼンターはそれを、彼の幼少期からの体験を交え、おもしろく伝えてくれました。私は、オタク文化が盛んな日本のいち国民として、プレゼンターがこのことに気が付いたこと、さらには、きっかけとなったコスプレが日本のアニメ作品「千と千尋の神隠し」であったことに喜びを感じました。

『印象に残った英語表現』
She blew my freaking mind by giving me this “Jaws” costume
母がそのジョーズのコスチュームをくれて 私を驚喜させました


私なら「母が私を~させた」を”she made me ~“と表現してしまうでしょう。blowを使うことによって勢いを感じることができ、makeを使うよりも、喜びがすさまじかったことが伝わってきます。

『投稿者』
ふじ


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