Monday, October 28, 2013

May El-khalil: Making peace is a marathon





【私がこの動画をお薦めする理由】
 マラソン選手だったメイ・エル=カリルは、不慮の事故により走ることができなくなってしまう。そんな中彼女は、自分が走ることができないのなら、他の人たちのために自分にできることを精一杯やっていこうと決意し、マラソンを通して母国レバノンの人々の心を動かす大きなプロジェクトを実行する。マラソンによっ てバラバラだった人々の心がつながっていくことによって、平和とは何かを考えさせられる動画です。

【印象的な英語表現】
…when the gunfire went off, this time it was a signal to run in harmony for the change.
マラソンによってバラバラだった人々の心が一つになろうとしている、まさにその瞬間を言い表した言葉だと思います。

【投稿】
ぴん 


【私がこの動画をお薦めする理由】
私たちは平和な日本に住んでいるとはいえ、世界中の戦争や紛争は絶えず、そして私たちもその戦場にいつ巻き込まれるか定かではありません。この争いを止めることができるのは政府でしょうか、世界の連盟でしょうか。
この動画では、「マラソンが世界を救う」と提唱されています。では、どうやって?
元 マラソン選手のMay El-Khalilさんは、けがによって選手生命を絶たれたのち、マラソン開催に向けて奮闘します。政治が悪化しても、首相が暗殺されても、年に一度国境 を越えて人々が一つになるこのマラソン大会だけは続けられました。そのうち、人々はマラソンに世界平和を懸けるようになります。
スポーツに、国境も、宗教も、人種も、なにも関係ないように、世界中の人々の認識も変わればいいなあと感じました。


【印象的な英語表現】
People started looking at it as a platform for peace and unity.
人々が大会を平和と団結のための機会だと思い始めたのです。

We stand as one.
私たちは一つです。


【投稿者】
ほー


【私がこの動画をお薦めする理由】
 内戦により荒廃していた中東の国、レバノン出身のMay El-Khalil氏はマラソン選手でしたが、交通事故により元のように走ることができなくなりました。しかし、彼女は「自分が走れないのならみんなが走れるようにしよう」と考え、2003年に初めてマラソンの大会を企画し、実行します。その後、レバノンでは首相暗殺が起こり、不安定な状況が続きますが、一年に一度は必ずマラソン大会が行われ、今では3万人以上が参加する大規模な大会になりました。マラソンを通じて世界がつながっていく様と、懸命に努力した彼女の姿に触れることができる動画です。

【印象的な英語表現】 

I believe these are the building blockes for future peace.
こうしたことの積み重ねが未来の平和につながると私は信じています。

小さな努力を積み重ねている彼女の言葉に、私も元気をもらえました。

【投稿者】
やっこ  




【私がこの動画をお薦めする理由】


 まず、この動画のタイトルを見た時に誰もが「マラソンと平和がどうやって結びつくのだろう」という事だと思います。プレゼンテーターはレバノン出身の元マラソン選手で、レバノンにおけるマラソン大会の創設者でもあります。レバノンと言えば長年の間、内戦が続き今でもなお国内情勢は不安定なままで、日本のような平和とは程遠い国です。彼女は不慮の事故で選手生命を絶たれた後、みんなが走れるマラソン大会を作りたいと考え、すぐさま行動に出ます。情勢が不安定な状態で、国内・海外からランナーを招いての大会開催は容易なものではなく、あらゆる場所に足を運び、そのたびに人々を説得して信頼を得ていきます。今、レバノンという国にとってこのマラソン大会は必要不可欠なものになりました。平和について真剣に考え、前向きに進んでいく意志を持った人々が同じスタートラインに立ち、42.195㎞を走るマラソンは、確かに平和のために寄与していると言えるでしょう。



【印象的な英語表現】


In October 2003, over 6,000 runners from 49 different nationalities came to the start line, all determined, and when the gunfire went off, this time it was a signal to run in harmony for a change.


後半の銃声という言葉を使った表現が特に好きです。この国が辿ってきた過酷な運命を表すネガティブな意味で用いるのではなく、平和への出発といった意味でポジティブに比喩的に用いられているところに工夫があっていいなと思いました。


【投稿者】

とよだ


 【私がこの動画をお薦めする理由】

マラソン選手だったメイ・エル=カリルさんは、トレーニング中に不運にもトラックに轢かれてしまい、36回もの大手術を繰り返し、奇跡的に一命は取り止めたものの、彼女からはマラソンが奪われました。大好きなものを失ってしまった悲しみを乗り越え、マラソンという皆が同じ1つのゴールへと向かって走るスポーツを通して、平和の大切さを伝えたいと願い、それを実行した彼女の強さは本当に素晴らしく、偉大であると感じました。平和を構築するのは短距離走ではなく、むしろマラソンであるという主張が、特に心に響きました。私もスポーツをしており、彼女の言葉からたくさんのことを教わりました。スポーツは一種の争い事でもありますが、皆が一つのゴールを目指し、一丸となって頑張ることができる、素晴らしいものであると言われていました。「平和」について、考えさせられたプレゼンテーションでした。


 【印象的な英語表現】


So I decided. If I couldn’t run myself, I wanted to make sure that others could. 
(だから私はこう決めました。自分で走れないなら、他のみんなが走れるようにしようと。)
大好きなマラソンが走れなくなってしまったにも関わらず、気持ちを強く持ち、人の役に立ちたいという彼女の強さが伝わってくる言葉だと思いました。私はこの言葉を耳にし、涙が出るほど感動しました。

 【投稿者】
エアロ



【私がこの動画をお薦めする理由】

レバノンに住む話し手は、内戦が長らく続いている地域にもかかわらず、マラソンによってそれらの地域を一年に一度だけ、一つにすることができます。それは、話し手のつらい経験と、とても強い意志、願いによるものでした。彼女の偉業の素晴らしさに驚き、この動画を見ている間目を離せなくなりました。

【印象的な英語表現】

感動した言葉がたくさんあったのですが、その中でも一部を紹介したいと思います。

 I needed something to take me out of my pain, an objective to look forward to. I didn't want to pity myself, nor to be pitied.
苦しいとき、つらいとき、自分を前向きにさせようとする彼女の心の強さに惹かれました。

 I learned one thing: When you walk the talk, people believe you. Many were touched by my personal story, and they shared their stories in return.
有言実行すれば、人々が本当に自分を信じてくれる、と彼女は述べています。しかし彼女が成し遂げた有言実行は、とても難しいことだったでしょう...。だからこそ余計にこの言葉の重みを感じました。

【投稿者】

つね



【私がこの動画をお勧めする理由】
この動画でプレゼンテーターはレバノン出身のランナーでした。しかし、ある不幸な出来事でもう二度と走れなくなってしまいます。しかし、彼女は挫けず、内政がたがたのレバノンで、国を1つにするために、コミュニティへ恩返しをするために、マラソン大会を開こうと尽力します。自分の大好きなマラソンが二度と出来なくなった事に落胆せず、マラソン大会開催という決して容易くはない目標に向かっていった、プレゼンテーターの方の根性が本当に凄いと思いました。

【印象的な英語表現】
“Honestly, I don't know why they call it civil war when there is nothing civil about it.”
“civil war”は「内戦」を意味する表現で、”civil”には「市民の、市民社会の」という意味があります。プレゼンテーターの言うとおり、内戦で市民が得をしたり、幸せになることなんて1つも有りはしないのではないでしょうか。

【投稿者】

くぼかん

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