Tuesday, October 29, 2013

Ruby Wax: What's so funny about mental illness?


http://www.ted.com/talks/ruby_wax_what_s_so_funny_about_mental_illness.html

【私がこの動画をお勧めする理由】
 タイトルを見たとき,非常に重い話であるような印象を受けました ―「精神病の何がおかしいの?」
しかし,いざ動画を開いてみると,タイトルを見ただけでは想像もできなかったユーモアがあふれて笑いの絶えないプレゼンテーションに驚きました。本当に何がおかしいのだろうと。こんな重々しい題材を笑いに変えるプレゼンの技術は素晴らしいと思ったからです。日本人が同じテーマを話せば,まず笑いが起きることはないでしょう。
 「精神病で受けるのはたったひとつ,“真の恥”だ。」ということばがありました。精神病患者は周りから見れば「普通の人」ですが,実は外見からは誰にも気づかれない病気をもっているのです。病気のせいで友達もできず,一人で苦しみ,長期にわたる治療を孤独に受けていかなければならないのは想像以上につらいものであると思います。
 精神病には軽度のものも含めると,周囲の環境などから多くの人にかかるリスクがあります。その苦悩を笑いに変える話術に感銘を受け,この動画を選びました。


【印象的な英語表現】
 My mother is  compelately absorbent.(私の母の吸水性は抜群です。)

彼女の母も精神病で,手足にスポンジを持って家の床を這いずり回っていたそうです。そんな極限状態の母親を笑いに変えるすごい描写だと思ったからです。


くまモン



【私がこの動画をおすすめする理由】

 精神病という重いテーマでありながら、プレゼンターは明るくユーモアを交えて私たちに語りかけてきます。精神に病みを抱えても、それは周りの人から分かりにくく、自分自身も他の病気とは違い自己嫌悪に陥りがちです。文明は進歩していく中、現代の私たちが置かれている状況に対して、私たちの脳の進化はついてきておらず、処理能力が備わっていないのです。それではこれからどうしていったら良いのか、この動画を見てそのヒントを見つけてみてください。

【印象的な英語表現】

 Perk up.
(元気をだして)

プレゼンターが入院した時に言われた言葉だそうです。Perkという単語を初めて知りましたが、これからいろんな場面で使っていけそうなフレーズです。

【投稿者】


 どらみ

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