Monday, May 11, 2015

Introduction to the Protestant Reformation: The Counter-Reformation (4 of 4)





https://www.khanacademy.org/humanities/history/1500-1600-Renaissance-Reformation/protestant-reformation/v/introduction-to-the-protestant-reformation-the-counter-reformation-4-of-4

[私がこの動画をお薦めする理由]

この動画は、ルター等による宗教改革に対抗したカトリック教会の動きについてのレクチャーです。
この動画の中で面白いと思ったのは、宗教改革によって多くの領土と信者を失ったカトリック教会がCounter-Reformationの一環として、プロテスタントに指摘された教義を見直していることです。自らの正当性ばかりを主張し新たな信者の獲得を目指していたのではないというのが、私の偏っていた宗教観には意外でした。
また、カトリック教会における絵画や彫刻は、文盲の人々に布教するのに大きな意味を持っていたことも初めて知りました。
世界史がわかっている人なら簡単に内容を理解することができると思います。高校の時とは少し違った角度で見られるのが面白いです。また、世界史が分からなくても、固有名詞がたくさん出てくる以外は難解なところはないので是非みてみてください。

[印象に残った英語表現]
A : The church had lost lands. It had lost…
B : Faithful.
A : That’s light. It lost souls.
(注:この動画では2人が解説しています。)

宗教改革によってカトリック教会が失ったものを説明しているのですが、
2人のやりとりの中で、faithful(信者)ということばが、souls(ここではおそらく人という意味で用いられている)に言い換えられているところに注目しました。
soulは語義として魂や精神の意味合いが強いけれど、キリスト教では体は入れ物で魂が本体、という見方をするから英語でもsoulが人を指す意味も持つのだろうと思いあたり、面白いと思いました。

[投稿者] きゅー

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