https://www.youtube.com/watch?v=Hx6ZNEWydCU&index=53&list=WL
【私がこの動画をおすすめする理由】
正直なところ、私は数学というものが好きではありませんでした。高校生のときに受験勉強のために勉強していたものの、「結局数学って何の役に立つんだろう?」という疑問を最後まで抱きながら受験勉強が終わり、その後数学について私が学習することは今までほとんどなかったと思います。数学を教えられる先生にもよるのでしょうが、とくに納得のいく理由もないまま取り組まなければならないものほど長続きしないものはありません。私はいつも数学の授業では集中力が続きませんでした。しかし、逆に自分自身の中で数学に対する何らかの目的意識が少しでもあれば、数学を関心を持って学習できたのではないかと思います。
この動画では数学とは何か、数学を何のためにするのかという根本的な部分に立ち返り、数学という学問自体が持つ楽しさを紹介しています。数学を通して私たちが学べることとは何でしょうか?高校受験の一科目で高得点を取る方法もそのうちの一つなのかもしれません。しかしながら、人間の精神と数学を関連させるなら、Masao Moritaさんが言うように数学の中心にあるものは「情緒」であると言えます。計算、方程式、図形、確率...数学は膨大な数の要素が混じり合っているものですが、その中心にあるものはそれらのどれでも無く、数学を学ぶ者が感じる「情緒」である。ともすると、実用的な面ばかりを意識してしまいがちな数学という学問は、実は人間の心の奥底にあるものに深く、そして鋭く作用するものなのかもしれません。
【印象に残った英語表現】
So, in this sense, everybody , including you, can be a mathematician.
数学は何か専門家といった一部の人々でないとその深いところにあるおもしろさには辿り着けないと思われがちですが、数学の中心にあるものが「情緒」だとしたら、どんな人にとってもその人なりのアプローチを通して数学のおもしろさを感じることができるのだと思います。
【投稿者】
Yuto
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