https://www.ted.com/talks/timothy_ihrig_what_we_can_do_to_die_well
【私がこの動画をお薦めする理由】
これは、緩和ケアを専門とする医師がいろいろな尺度から医療のあるべき姿を語るものである。タイトルには死ぬこととあるが、死ぬことはつまり生きることであり死に方を考えることはつまり生き方を考えることだ。自分は医師じゃないから関係ないというのではなく、自分の人生に関わる大事な話だということを理解して真剣に聞いてほしい。
死ぬその瞬間までを、最大限に“生きる”ための治療に緩和ケアの可能性が期待される。化学療法だけが寿命を伸ばすのだろうか?幸せな人生の終わりをもたらす医療とは?プレゼンターは、それぞれの価値観をもつものとしての人間全体を見る治療を推進する。
【印象に残った英語表現】
Something I experience every day in my practice, and I'm sure, something many of you on your own journeys have experienced: more is not more.
印象的だったのはこの文の最後の部分。多いことがかえってマイナスに働く、多ければ良いというものではない、といったことを言っている。moreはmoreではないという一見意味の成立し得ないような表現が面白いと思った。
【投稿者】
はなびら
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