Tuesday, October 24, 2017

Still The Most Shocking Second A Day: Save the Children




動画URL:https://youtu.be/nKDgFCojiT8

〜私がこの動画をお勧めする理由〜
この動画は2014年に子供支援専門の国際組織であるSave the Childrenから発表された動画であるThe Most Shocking Second A Dayの続編である。
かつて中東の中でも平和な国であったシリアでは終わりの見えない内乱が続いている。この動画はそんなシリアの現状をイギリスに置き換えて、内乱が起きたという設定のもと、リリィという1人の少女の悲惨な日々を描いたものである。

私はこの動画の存在をごく最近知り、強く胸を打たれた。
遠く離れた土地で起きていることだから実感がわかないけれど、実際に起きていることなのだ、私たちもアクションを起こしていかなければいけないのだ、というメッセージが込められていると思う。この短い時間の中でとても考えさせられる動画であり、またリリィやその周りの人々が発している言葉もひとつひとつ確認しながら見て欲しい。紛争をより身近に感じさせられた動画であった。

〜印象的な英語表現〜
The Most Shocking Second A Dayより

JUST BECAUSE IT ISN’T HAPPENING HERE DOESN’T MEAN IT ISN’T HAPPENING.
ここで起きていないからって、起きてないわけじゃない。

Still The Most Shocking Second A Dayより

IT’S HAPPENING NOW. IT’S HAPPENING HERE.
今起きている。ここで起きているのだ。

この2つの文は前作と今作の最後に出てくる文で、私たちが自分たちには関係ないと思っている遠い国での内戦が、人ごとではないということを明確に表している。1文目は名詞節を導くBecauseが使われており、目を引く文になっている。
2文目は短くわかりやすい表現により、さらに緊迫した状態が表されていると思った。

この動画で一番伝えたいであろうことがシンプルに表されているため、この2文を選んだ。

投稿者:HM

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