https://www.ted.com/talks/george_takei_why_i_love_a_country_that_once_betrayed_me
【私がこの動画をおすすめする理由】
日本軍の真珠湾攻撃を機に過酷な収容所生活を強いられ、アメリカで生まれ育ったにも関わらず差別に苦しんだ日系アメリカ人の人々。「全ての人間は平等である」というアメリカ民主主義の理念に基づき、自分たちもアメリカ国民であるということを命をかけて訴えたことで、現在日系アメリカ人もアメリカ合衆国の一部となることが出来たのです。第二次世界大戦、人種差別という重いテーマですが、日系アメリカ人から見た視点というのは初めてで、日本以外からの見方を知ることも大事なことだと平和について改めて考えさせられます。
【印象的な英語表現】
That act of patriotism was
answered with a slap in the face.
(この国を想っての行動も拒絶されてしまった。)
rejectなど一つの単語で意味を表すのではなく、拒絶された様子が浮かぶような表現を使うことで、よりリアルにその悲しみが伝わってきます。
【投稿者】
どらみ
【私がこの動画をお薦めする理由】
太平洋戦争開戦後まもなく、アメリカにおいて、日系アメリカ人が一時収容所に入れられていたことはご存知の方も少なくないと思います。4歳の時に太平洋戦争が開戦し、家族とともに収容されたプレゼンターで日系三世のジョージ・タケイさんは、戦後、自身の母国・アメリカ合衆国の掲げる民主主義について考えます。そして辿り着いた前向きな結論には、清々しささえ感じました。
また、あのような仕打ちにあっても、自国の名の表すべき思想を信じて、そしてそれを目指して、母国のために戦う日系アメリカ人の若者たちの姿には、勇気をもらえそうな気がしました。
【印象的な英語表現】
◯It is burned into my memory.
日本語でも、「記憶に焼き付ける」という表現をしますが、英語でも同様の感覚があることが、私には新鮮でした。
◯They worked their fingers to the bone, and ultimately they were able to get the capital together to buy a three-bedroom home in a nice neighborhood.
指先から骨まで働く、という表現は衝撃でした。一生懸命働く、などと訳しますが、一生懸命というよりもむしろ、残酷に思えます。戦後、日系であることから決して歓迎されはしなかった地で、生きるために懸命にただ働くこの描写には、必要な表現だと感じました。
◯When Pearl Harbor was bombed, young Japanese-Americans, like all young Americans, rushed to their draft board to volunteer to fight for our country. That act of patriotism was answered with a slap in the face.
頬を殴る、という比喩的な表現で、愛国心を乱暴に無碍にされたことが実感できます。
【投稿者】
coli
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