Tuesday, October 21, 2014

Jennifer Senior: For parents, happiness is a very high bar


https://www.ted.com/talks/jennifer_senior_for_parents_happiness_is_a_very_high_bar?language=en


【私がこの動画をお薦めする理由】

現在、どこの書店を訪れても育児に関する多種多様な大量の本が目に飛び込んできます。今では当たり前のように感じられるこの光景に対し、プレゼンターであるJennifer Seniorさんは「救い」ではなく「不安」を感じるそうです。大量の本が並べられた本棚を、“巨大でカラフルな 皆のパニックの象徴”であると彼女は言います。育児掲示板もなかった時代から何千年もの間、人類がずっと上手くやってきたことなのに…どうして今になって、人々は子育てに対して危機感をもつようになってしまったのでしょう。

「子どもの幸福を親の責任にするのはあまりにも不当です」じゃあ親の役割とは一体何なのでしょう。また、子育てにおける目標とは何なのでしょう。

彼女が自分なりに出した答えは、『子どもの幸福』よりもずっと現実的かつシンプルなものでした。

 【印象的な英語表現】

So, absent being able to anticipate the future, what we all do, as good parents, is try and prepare our kids for every possible kind of future, hoping that just one of our efforts will pay off.

(未来を予測できない以上 良き親として せいぜいできることは どんな未来にも対応できるように 私たちの努力が一つでも 報われることを願って とりあえず子どもに 準備をさせておくことなのです。)

現代の子育てがとてつもなく複雑である一因として、彼女は“親に知恵があるとしても、その中の何が子どもにとってどう役立つのかが把握できていないこと”を挙げています。彼女自身も一児の母親として悩み、不安を抱えながらも、子どものために何ができるかを懸命に考えていることがわかる一文です。

 【投稿者】

マッシュ
 

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