Thursday, November 7, 2013

Patricia Ryan: Don't insist on English!




【私がこの動画をお薦めする理由】
現在のグローバル化する社会において、英語という言語がすべての言語の中でコミュニケーションの手段として最も重要な位置を占めていることは、もはや説明するまでもありません。しかし、英語によるコミュニケーションのみが必要であり、他の言語が不必要なものであるかといえば、それは大きな間違いです。たしかに大学1つ取っても、世界トップクラスの大学は英語圏内である欧米に集中しているため、そもそも英語が使えなければ話にならない状況になっています。しかし、英語が使えなくても優れた才能を持った人材は世界に数えきれないほど存在するはずです。このような人々が非英語使用者だからといって、その才能が埋もれたままでいるのでは非常に残念なことです。どんな言語を使う人でもその才能を十分に発揮することができ、また英語だけでなく色々な言語を学ぶ機会が与えられることでより広い視野で物事に向き合うことのできる、それが本当のグローバル社会なのかもしれません。この動画は言語使用の真の意義を改めて考えさせてくれます。

【印象的な英語表現】

言語上の問題に限らず、様々な問題によって学習し、自らの意見を発信する機会を得ることが難しい人々が世界には大勢います。それならば一つの問題にいつまでも固執せず、自分や相手の個性、広くいえば多様性を尊重したうえで意見交換を行うことが重要になってくると思います。本当に相手を知るためには相手の言語での会話がベストです。これは簡単なことではありませんが、もしこれが可能な場合、相手の自然で多様な意見を聞くことができます。このような点から、幅広い外国語学習(英語に限らず)は情報の伝達や収集に非常に大きな役割を果たすことになると思います。

【投稿者】

 ひろ


【私がこの動画をお薦めする理由】
現在急速な勢いで言語が消滅している一方で、英語はますます国際語として認められています。しかしながら、英語が教育の壁になってしまっているという意見もあります。貧しい国にはTOFLEを受けるお金もない人々もいます。今一度、英語について考えてみる必要があると思います。また、英語教育に携わろうとしているものであれば一瞥する価値のある動画だと思います。

【印象的な英語表現】
If you can't think a thought, you are stuck. But if another language can think that thought, then, by cooperating, we can achieve and learn so much more.
何も思いつかなくなったらそこで行き詰まりですが、もし別の言語で物事を考えることができれば、協力することによって、もっとたくさんの事を学び、達成することができるのです。

【投稿者】

まる





【私がこの動画をお薦めする理由】
       日本でもグローバル化がどんどん進みつつある現代。かつてはほとんどが国内市場だけで活躍していた日本のビジネスマンですが,今どきのビジネスマンは海外で働くことも珍しくなく,いわゆるグローバル人材であることが求められています。だから,日本の政府も「英語を使える日本人」にするため,   大学のみならず小学校にまで英語教育を広くそして急速に普及させようとしています。そのおかげで,英語教育がスポットを浴びたり,これまでの受身的な実用的ではなかった(失敬)英語教育が改革され,はたまた私たち大学生の留学にも多額の国家予算が投資されるのはうれしいことです。だがしかし,これからの英語教育を担うもの教員として,この急速なグローバル化に伴う英語教育の改革に伴う負の側面について再考する必要があるのでないでしょうか。
  英語至上主義になりすぎることで私たちの母語である日本語はどうなるの?どんなに優秀な技術者でも英語ができなきゃ世界に出られないの?そんな英語至上主義に警鐘を鳴らしいるのがこの動画です。プレゼンターは長年,英語を教え続けた元・英語教師。彼女は,話の中で,[母国語の大切さ]と[英語による格差拡大への危惧]などにも触れています。彼女ならではのプレゼンをぜひご覧ください。

【印象的な英語表現】
Do we really want to end up with 600 languages and the main one being English, or Chinese? We need more than that. Where do we draw the line? This system equates intelligence with a knowledge of English, which is quite arbitrary.

賢さ=英語での知識とするのでなく、言語の多様性を大切にして、英語以外の言語でも
英語と同等以上の学びを得られることもあるということを彼女は述べています。
また、Do we really want~?と主語がWeになっているのも自分自身を含め、みなに問いかけている感じがして面白いです。このように主語に着目してみると、話者がどのような気持ちで話をしているかより詳しくわかるときがあります。

【投稿者の名前かニックネーム】
NIKE



【私がこの動画をお薦めする理由】

で何かを明するとき、日本の方がわかりやすく明できるのではないかと考えたことはありませんか?在、英は世界の共通言であり、急速にんでいくグロバル化に最も献している言であることはの目からても明らかです。しかし、どんな言にもれている点とそうでない点があるはずで、合によっては英以外の言の方が英よりも使い手がいい、わかりやすい、といったことが必ずあると思います。このような点を含め、プレゼンタは英を国的な言として使うことを否定するのではなく、英の使用に固執しすぎることで起きてしまうであろう弊害を懸念すべきだと主張します。

英語に携わっている方なら誰しも共感できるようなことばかりを述べているので、とても興味深いです。


【印象的な英語表現】

A language dies every 14 days.

14日に1言のペスでしています。」


【投稿者】

nke



【私がこの動画をお薦めする理由】
 「世界共通語」という考え方はとても魅力的です。英語が最もそれに近いでしょう。言葉が統一されることで、国際規模の問題も多少は解決に向かうかもしれない。ですが、現時点ではあまりにも弊害が多すぎます。
 言語が消滅していくことはよく言われます。言語が失われると、その他諸々の歴史的価値のあるものも失われるでしょう。これは人類に対する損失に他なりません。
 もう一つの弊害。これは学術の世界における損失です。全員が英語を使いこなせたらいいでしょうが、おそらく不可能です。優れた人材が、英語ができないという理由で、選抜試験に合格できず、世界トップレベルの研究機関で学べないことが起こりうる。中途半端な発展では、英語が学問の場で障壁となるのです。
 英語を教えることに反対はしませんが、中途半端な英語共通語化では失うものが多すぎます。だからといって、完全な英語共通語化が実現したとき、世界は本当に良いものになるでしょうか。得るものよりも失うものが多いなら、変化は避けるべきです。このジレンマの中で、英語はこの先どのように発展を続けるでしょうか。また、私たち英語教師はどうあるべきでしょうか。
「様々な言語が人類全体の遺産である」という考えに立ち還り、「先祖代々守り継いで来た言語を現代人の浅はかな見識で簡単に変えてしまって良いのか」と自問自答していくことが重要だと思います。
 

【印象的な英語表現】
We English teachers are the gatekeepers. And you have to satisfy us first that your English is good enough.
「私たち英語教師は門番です。学習者はまず初めに、自身の英語力が十分であることを英語教師に示し、満足させなくてはなりません。」


This system equates intelligence with a knowledge of English, which is quite arbitrary.
「現在の制度は、知性を英語力と同等のものとみなす、非常に独断的なものです。」

【投稿者】
MiNa

【私がこの動画をお薦めする理由】
 国際共通語としての英語は,グローバル社会で生きていくうえで,必要不可欠なものの指標として根付いています。英語ができないことは世界的には恥であり,なにをするにも,とりあえず英語力がないと受け入れられません。このように,世界は,英語があたかも絶対的なものであるように感じていることをこの動画で指摘しています。英語至上主義が悪いとかそういうことではなくて,それに隠れた見えにくい問題について再考する必要があるようです。

【印象的な英語表現】
And I want to remind you that the giants upon whose shoulders today's intelligentsia stand did not have to have English, they didn't have to pass an English test.

今日の秀才たちが敬う偉人たちにとって,英語は不可欠ではありませんでした。

【投稿者】

 あーちゃん


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