Tuesday, November 26, 2013

Shabana Basij-Rasikh: Dare to educate Afghan girls



https://www.ted.com/talks/shabana_basij_rasikh_dare_to_educate_afghan_girls


【この動画をおすすめする理由】

タリバン政権下でのアフガニスタンの少女たちは学校に通うのを禁止されており、秘密の学校に命がけで通っています。このことを最初に耳にしたときはとても驚きました。そんな状況は日本に住む私たちには到底想像できません。そのような状況の中で、今回のプレゼンテーターであるシャバナ・バシージ=ラサは女子学校をアフガニスタンで運営しています。今回のプレゼンでは、彼女がそのように人の学ぶ権利に熱心になるきっかけにもなった、彼女の父親の話も踏まえ、自由に学べることの大切さについて考えていきます。当たり前のように安全に学校に通える私たちだからこそ、見ておくべきプレゼンなのではないかと思いました。

【印象に残った英語表現】

We were scared, but still, school was where we wanted to go.

【投稿者】


たいさ



[この動画を薦める理由]
 この動画ではアフガニスタンにおける教育について話者の経験とともに述べられています。アフガニスタンでは女子が教育を受けることは違法行為でした。それでもこの話者は子供の頃、男装したり通学路を毎日変えてまで秘密の学校に行っていました。もちろん見つかれば罰せられます。しかし彼女の親は教育の重要性を非常によく理解していて、違法行為が見つかる危険より、教育を受けない危険のほうが大きいと述べています。日本では教育が当たり前すぎてそんなことは考えられませんが世界では命がけで教育を求める人がいるのです。特に教育に携わる人に見て欲しい動画です。


[印象的な英語表現]
 Listen, my daughter, you can lose everything you own in your life. But the one thing that wil always remain with you is what is here, and if we have to sell our blood to pay your school, we will.
 話者が張り詰めた日常をつらく感じ、学校を辞めようかと考えた時に父が言った言葉です。

"Kill me now, if you wish," he said, "but I will not ruin my daughter's future because of your old and backword idea."
 ある女の子の父が死の恐怖にさらされたあとに言った言葉です。


[投稿者] 
 おくせ

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【私がこの動画をおすすめする理由】
 日本にいる多くの人々は、学校へ行き、勉強をすることは「当たり前」だと思っています。しかし、タリバン政権下のアフガニスタンでは、少女は命がけで学校に通い、タリバンが撤退した今日でも、その影響は色濃く残っています。学校に通い、教育を受けることが出来る、というのは、決して「当たり前」のことではないのです。Shabanaさんは、女子教育が重要だと考える両親のもとで育ち、男の子の格好をしながら学校へ通っていました。様々な困難を乗り越え、ミドルベリー大学を卒業し、彼女は現在アフガニスタンで女子校の運営をしています。この動画を観た後、タリバンの女性に対する規則について調べましたが、まるで女性を人間として扱っていないようなひどいものでした。そのような中で、勉学に励み、未来ある少女たちのために教育を受ける機会を提供しようと努力をした彼女のプレゼンは、一言一言に重みがあります。

【印象的な英語表現】
 “ Listen, my daughter, you can lose everything you own in your life. Your money can be stolen. You can be forced to leave your home during a war. But the one thing that will always remain with you is what is here, and if we have to sell our blood to pay your school fees, we will. “
(いいかい、よく聞きなさい。人間は、大切なものすべてを失うことがある。お金を盗まれたり、戦争によって故郷を離れなければならないこともある。でも唯一、何があっても失うことがないもの、それはお前の“ここ”にあるんだよ。だから、もしお前の授業料を払うためなら、お父さんたちは自分の血を売ったって良いんだ。)

 タリバン制圧下のもと学校に通っていた頃のShabanaさんは、常に恐怖に怯え、女である自分に将来なんてないのでは?と思う日々だったと語ります。「学校をやめたい」と思ったこともあったそうです。そんな時に、彼女の父はよく上記の言葉を言っていたそうです。 ‘ what is here’(ここにある)とShabanaさんがおっしゃった時、彼女は手でそっと頭を指しています。何があっても失わないもの、それは「知識」です。私自身も、父にずっとそう言われて育ってきたので、とても共感できる言葉でした。

【投稿者】

どらみ

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